イベント

ブックオカ

さて、話はいきなり飛ぶが、11月初めに福岡に行った。
福岡の書店関係者イベントであるブックオカの一箱古本市に参加するためだ。Pb030257
私的には、これは先日の東北訪問の続きである。あの時、いっしょに東松島図書館を訪ねた広島のウィー東城店の佐藤店長が一箱古本市に参加し、その売り上げを「こどもとあゆむネットワーク」に寄付するというので、自分も便乗させてもらうことにしたのだった。

折りよく、手元には拙著の「ブックストア・ウオーズ」が15冊ばかりある。絶版にするというので、新潮社から在庫が送られてきたものだ。この本の使い道については、たとえば「復興書店」に寄付することも考えた。しかし、あのHPを見ると、売れる人のものは売れるけれど、そうでない人の本はそうでないし、余った本の処分はどうするのだろうと考えると、どうしても送れなかった。だけど、福岡まで行って、自ら売れば、面白がって買ってくださる方もいるだろうと思ったのだ。
もっとも、福岡の旅行費用をそのまま寄付すればいいじゃないか、という話もあり、それはその通りだと思うけど、ただお金を払うより、そっちの方が楽しい。
自分以外の人も巻き込むことができるし。
楽しむついでに、寄付とか支援とかできればいい。
そういう気楽さがないとこういうことは続かないし、たぶん東北の人たちも、そっちの方が喜んでくれると思う。
それに、「こどもとあゆむネットワーク」に寄付金を送るのは、そこに縁ができたから。仙台ジュンク堂の佐藤ジュンコさんが関わっているらしい、というだけの理由で会いに行った主宰の横田さんが、とてもよい方だったから。
そういう縁を大事にしていきたい。

そんなわけで、初参加の一箱古本市。福岡の高級住宅地(?)の赤坂、お洒落な店の建ち並ぶけやき通りの片側(ブックス・キューブリックのある側)の歩道で、店の軒先を借りて、ずらりとブースが並ぶ。その数は100くらいあるだろうか。
ブックオカの一箱古本市は今年でもう6回目。地元の人たちにもすっかり定着しているようで、開店前から何人も訪ねてくる(最初のうちは業者が多かったみたいだけど)。とくに午前中はすごい盛況でした。
私は佐藤店長のブースに詰めていたのだが、あまり役には立たず。ただのにぎやかしでしたけど、佐藤店長は相手次第でおまけをしたり、子供相手に手品を見せたりと、みごとな接客ぶりをみせる。本業が本業だけにお宝本もたくさん置いてあって、そうした本についての客とのやりとりをしたり、それを横で見ているのも楽しい。佐藤店長の弟さんもいらしていたのだが、こちらは裏方に徹されていて、余計なことはしゃべらず、黙々と仕事をされる。その対比も面白かったり。
隣に偶然、広島の豆本作家の方がお店を広げていて、自作の豆本や、みごとな蔵書票のコPb030251 レクションを見せていただいた。さらに、豆本協会の会員証まで見せてもらったのだが、これが掌に乗るかわいらしさ!で、思わず写真を撮らせていただきました(がまぐち型のが特製の会員証入れで、それにのっかってる黄緑色の楕円形のものが会員証)。

佐藤店長と知り合ったきっかけである「BOOK・La」というSNSのメンバーの方たちが何人もお客として来てくださったり、ツイッターでこれを知った方がわざわざ訪ねてきてくださったり、と楽しい出会いもいろいろありました。東京からは空犬さん(東北行きでもいっしょだった)も来ていて、「BOOK・La」のベルさんと共に店番を代わってもらったりもしました。
天気もよかったし、お昼に高倉美恵さん親子といっしょに行ったピザ屋もおいしかったし。
いやー、やっぱり祭りは参加するが勝ちですね。ただ見ているだけよりずっと面白い。

売り上げ的には、身内がたくさん買ってくれたので、なんと12冊!
残りは佐藤店長が引き取ってくださり、高倉さんが元書店員のノウハウを生かして書いてくださったPOPとともに、ウィー東城店で売ってくださるそうです。もちろんサイン入り。

こちらも売れるといいな。

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