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NO,111 ブックスミヤギ再び

東松島に行くバスに乗るまで時間があったので、駅ビルのブックスミヤギを訪ねた。新幹線P5020102 のホームに近いのでその待ち時間に立ち寄るお客さんが多いようだが、この日も店は前以上に混雑していた。幸い、前回お会いした細川早苗さんが居てくださったので、お忙しい仕事の合間にちょっとだけお話を伺った。

「こちらは、震災時は天井が少し落ちたりして、20日ほど休みました。4月1日からオープンしたのですが、その直後はこんなに人が来るなんて、と思うほど人が来ていましたよ」
こちらのお店には、震災関連本の平積みのほか、仙台や福島の本のコーナーがあった。福P5020103 島の情報誌「Monmo」そして仙台の情報誌「りらく」がバックナンバーもあわせて壁一面に展開されている。
「被災地の版元を応援しようと思って」
おお、素晴らしい。
これもまた、書店なりの支援のやり方だ。
東京の書店でもそんなコーナーがあるかな?被災地の本を被災地以外のところが盛り上げてこそ、と思うのだが。「Monmo」や「りらく」それに個人的には盛岡の「てくり」や「rakra」をあわせ、さらにそちらのガイドブックといっしょ にコーナーを作る。フェアタイトルは「この夏、東北へ行こう!」なんてどうかな。
実は「てくり」のスタッフの人に伺ったところ、東京で「てくり」を置いている店はほとんどないそうだ。あんなに素晴らしい本なのに。見るとびっくりするよ、レベルの高さに。絶対、東京でもお洒落な本が好きな人にはうけるはず。東京のタウン誌2誌でライター経験のある私が言うんだから、間違いない(って、私はてくりの回し者か)。

駅ビルの、混雑した店なので、早々に退去したが、それでも細川さんの明るさは嬉しかった。P5020104_2
「東京から来る版元さんにも、『元気ですねえ』と、あきれられるんですよ」
震災後、混雑して忙しいが、それもまたよし。家を失ったり、仕事を無くしたりする人もまわりに少なくない。そんななか、
「行くところがあって、ほんとによかったと思うんですよ」
と、細川さんは笑う。
そうだ、すでに仙台は次への一歩を歩み出している。そんな時に、するべきことのある人間がくよくよしていられない。
そんな力強さを感じさせる笑顔だった。
短い時間だったが、心和まされるひと時だった。
来てよかった、と思った。

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